どのような仕事でも、未経験から始めるのは大変なことです。
特に転職の時などは、未経験であることが大きな障害になることも多々あるようです。
日本が高度成長期にあった頃には、誰もが未経験で仕事に就くことが出来ましたし、転職するにしても未経験者が当たり前の時代でした。
未経験者に優しい時代だったのかもしれません。

今では専門学校や学校教育が充実して、未経験でも一定の知識がある人を企業は望むように変わってきました。
現在、学生で勉強中の人には、将来自分が目指す仕事に対して方向性を決めながら進んでいくことが可能ですが、すでに社会人として経験を積んでいる人には、ハードルが高くなっているとも言えます。
転職するにも経験が必要になってくる時代になっているのです。
日本の企業が置かれている環境は、変化が激しく、その変化についていくには新しい人材が企業にとってすぐ利益に繋がる人材でなくてはいけないからです。

未経験でプログラマを目指す場合、新卒であれば就職も難しくないのですが、転職となると難しくなるのはこのような背景があるからではないでしょうか。
では独自でプログラマの勉強をして、転職は可能でしょうか。実はかなり難しいと思います。
その為、仕事をしながら専門学校に通う人もいますし、仕事を辞めて専門学校に入学する人もいるようです。

専門学校に通うには、金銭的な余裕が必要になりますので、現職を辞めてしまうにはかなりの勇気が必要になると思います。
迷うことがあれば、出来るだけ若い時期にこのような経験をしておく方が良いのではないでしょうか。
再就職するにも年齢が若い方が有利ですし、未経験であればなおのこと、少しでも若い方が再就職先の選択肢は広がります。